イエウール(空き家)

 

私は以前は不動会社に勤めていて、今は不動産査定のコンサルタントをしているものである。

今日は築年数60年以上の超オンボロの空き家の売却に成功した

お話をしたいと思う。

東京都葛飾区に住む奥田淳さん(男性・64歳)は、10年前に母親を亡くし、とある田舎の実家を相続した。

最寄り駅から車で30分ほど、周囲に家と畑が広がる100平方メートルの土地と、そこに建つ築62年、平家の住宅である。

奥田さんが言う。

「実家は裕福ではなかったが、預貯金の相続も多少あったし、まぁ誰も住んでいないけど、ないよりはましかなと軽い気持ちでオンボロ空き家を相続してしまったんです」

しかしその後が大変だった。

まずは固定資産税。毎年10万円近く掛かることを知らなかった。

次にメンテナンス費用

近所の目があるので、2-3ヶ月に一回は帰って空気の入れ替え、草刈り、掃除などを実施しなければならならない。

しかし草刈りなどの肉体労働は年を取ってくると中々しんどいものである。

一度近隣のシルバーセンターに依頼してみたところ1回7万円も取られてしまったそう。

また交通費もばかにならない。

夫婦で行くこともあり、往復の電車・飛行機代を平均すると毎回5万円近く掛かっていた。

「固定資産税を取られるだけだけだし、メンテナンスコストもバカにならないので、3年ほど前に売りに出す決意をしたんです。しかし、坪6万円で売り出しても売れず、その後、3万円まで下げましたがそれでもまったく売れる気配がない。『塩漬け』になってしまいました」(奥田さん)

タダでもまさかの買取不可で八方ふさがりに…

更に奥田さんの嘆きは続く

「家の整備を怠って『特定空き家』に指定されると固定資産税の額が6倍にもなると聞いたので、家を取り壊そうと思いました。

そこで近所の不動産屋にボロ小屋の取り壊し費用を聞いたところ、何と300万円くらいかかると言われたんです!

300万円は高い・・・でもボロ小屋だし取り壊すしかないかと思って更に調べていくと、更地にすると固定資産税の特例が外れ、これまた6倍になってしまうんですね。。」

そこで奥田さんはただでもいいから売ろうと、解体を見積もってくれた地元の不動産さんに引取を依頼してみることに。

しかしながら、

不動産会社からの回答はまさかの買取不可・・!

これでもう諦めるしかなかったそう。

「もちろんいまでも固定資産税を毎年10万円近い金額をきっちりとられてます。ここ10年でこの土地と家にかかった金額は400万円近いと思います。

これからもただただおカネがかかるわけで、完全に『お荷物』。誰か引き取ってくれるならいっそのことタダでかまわないから譲り渡したい」

そこで八方塞がりになった奥田さんは私にわらをすがる思いで相談にきたのである。

そこで紹介してみたのがネットの不動産一括査定サイト。

遠方の不動産会社にでも、サイトを通じて査定依頼を出すことができる。

まずはここのサイトを紹介してみた。

彼も最初は半信半疑だったが、言われるがままアクセスしてみた。

非常にシンプルなホームページである。

「最初はどんなホームページなのかを見るだけのつもりだったのですが、土地の場所や広さなど、入力する項目も拍子抜けするほど少なく、スマホでパッパと入れて送信しました。別にダダだしいいかなと思いまして(笑)。」(奥田さん)

1分で入力完了!そして、驚きの結果が。。。

しばらくすると不動産会社から見積結果が届いた。

その結果に奥田さんは唖然とした様子だった。

地元の不動産会社から解体費用を払わないと引き取ってもらえないと言われていたボロ小屋に対して、

大手6社の不動産会社が全社とも売却価格を提示してくれた。

さらに、そのうちの一社が出してくれた金額がなんと470万円!

「びっくりすぎて一瞬頭が真っ白になりました。解体費用より高いじゃないですかと。いやいやこれで本当に売れるのと最初は思いましたね。

まぁ聞いたこともない不動産会社だったら怪しいそうだな〜とのなるのですが、大手の不動産会社で少し安心しました。

でも一番高く査定を出してくれた不動産会社に話を聞いたら、本当にちゃんと対応してくれたんです。

疑問点にはきちんと回答してくれ、難しそうな手続きや必要書類の手配も親切にやってくれ、最初から最後まで本当に楽でした。」(奥田さん)

そして後日、口座に無事お金が振り込まれた

奥田さんはトントン拍子で話が進み、無事に最後の手続きまで終えたようである。

「こんなに簡単に売却ができるとは思いませんでした。お金が振り込まれた嬉しさとこれでようやく解放されたという安堵感でいっぱいです。このサービスを知らずに、このまま毎年高い固定資産税とメンテナンス費用を払い続けてたら…と思うとゾッとします。」

非常にシンプルな解決策で拍子抜けかもしれないが、まだ知らない人もいるので周りの人にはオススメしている。

もしも、このサイトをたまたま見たあなたが、

  • 使ってもいない土地の固定資産税を払い続けている
  • 実家の処分に困っている
  • 今の家を住み替えしたい
  • 今後の何か起こることに備えて自分の家の値段を調べたい

こんな悩みを持っているなら、

この機会に査定だけしてみたらどうだろうか?

今回奥田さんが使ったのは

「イエウール」

というサイト。
公式サイト: https://ieul.jp/

 

全国1000万人以上が利用しており、驚異的な勢いでその数を伸ばしている。

今住んでいる家の情報をパソコンやスマホで入力するだけで、たった60秒で全国1400社の中から最高額を出してくれる不動産屋を見つけてくれる。

無料で簡単に査定できるし、売却を迫るような強引な営業をされないところも良いところ。

わざわざいろんな不動産屋に行って見積もりを取らなくてよいので、忙しくて時間がない人にもオススメのサイトだ。

全国の不動産会社と提携しており、都心マンションの売却だけではなく地方の空き家でも有効なようだ。

今後日本は人口減少は続き、これから地方の家や土地の価値が上がることは考えづらい。

安易に実家を相続してしまい、処分に困っている人も多いのではないだろうか。

そうした事態を避けるためには、きっちりとした準備が必要。

面倒くさいからと言って「とりあえず放置」するのが一番危険だ。

そのままズルズルと時だけが経つことになり、保有しているだけでそれが「カネ食い虫」となってしまう。

まずはできることから始めてみることをオススメする。

⇒60秒で家の査定をする